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分光光度計 用語集

スペクトル

スペクトルとは、分光器で光を分解した際に表れる波長成分の強さの分布を指します。
光スペクトルとも言われています。

もともとは、発光体の周波数特性を指す言葉でしたが、
現在は電磁波の研究分野でも特定周波数帯域を指す言葉として使われています。
スペクトルには、 下記のように、連続スペクトル、輝線スペクトルなどがあります。

連続スペクトル
赤から紫まで色が連続しているスペクトルで、
各単色光の細隙の像が連続しており光源の光は無数の単色光から成っていいます。

熔融液体や高温固体の出す光は連続スペクトルとなります。
例えば、白熱電灯のタングステンの光は連続スペクトルであり。
ローソクは、燃えているのはローソクの蒸気ですが、
光を放っているのは煤(すす)です。固体が発光しているので連続スペクトルとなります。

■ 輝線(きせん)スペクトル
光源から出る光の波長が違った種類の単色光から成り立つ、
何本もの着色した輝いた線が並んで見えるスペクトルです。

電子により刺激され放電管などで光る気体(イオンを含む)は輝線スペクトルとなります。


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